宮島の海を眺めながら鉄板オープンキッチンの創作料理を味わう【TP dining&cafe TINO】

2021.03.06

宮浜温泉の海沿いにあるTP dining&cafe TINO。

「来店してから食べ終わるまでのすべてを楽しんでもらいたい。」というシェフが鉄板のみで創作する料理が人気のお店。

店名のTPは鉄板を、TINOはイタリア語で「大きな桶」を意味する。

小さいことを表す接尾語のinoとかけて、大きな桶の中に小さくなって入る姿をイメージしている。

童心にかえってワクワクできる店にしたいとの思いで名付けたという。

鉄板から生まれるTINOの絶品料理

カウンター向こうのオープンキッチンの大きな鉄板で、シェフ長谷川慎士さんの手によって生み出される料理の数々。

フライヤーやオーブンは一切使わない。スープを温めたり、バゲットを焼いたりするのも鉄板の上で。

お客様と話をしながらその方の好みに合わせた味付けをしたり、時にはメニューにないものを作ったりと、一人一人と丁寧に向き合い、料理を提供している。

一皿のボリュームが多いので、いろいろなメニューを頼んでシェアするのがおすすめ。

記念日にはチョコレートでプレートを描いたりとサプライズもある。

仕入れを工夫し、国産のいい肉をリーズナブルに楽しんでもらえるようにしている。

好みの焼き加減で仕上げた肉は、桜のチップで低温燻製した燻製醤油や刻みわさび、蒲刈の藻塩と一緒に。

ステーキを焼く長谷川さんのパフォーマンス、立ち上がるフランベの炎を見ながら、料理を待つ間もワクワクした時間が過ごせる。


「ガレット ベーコンとキノコ&半熟卵トマトソース1400円(税込)」

これがガレット?!

イメージを覆す、立体的で華やかなここにしかない一皿。

そば粉100%のチーズインクレープ。


「とりもものソテーとショートパスタ 2人前 1900円(税込)」

この日は、鉄板で皮目がパリっと焼かれた鶏のクリームソースパスタ。

歯ごたえのあるパスタに鶏がたっぷりとのっている。

ハーフサイズ1400円(税込)は、パスタの量はそのまま、とりが半量になる。

シェフ自ら図面を引いて作った店

これまで30もの仕事を経験してきた長谷川さんが、その経験を活かし自らその設計に携わり、小さなガレージを現在の店舗に作り替えた。

小さな子どもさんから年配の方まで、幅広く料理と空間を楽しんでもらいたいという長谷川さんの思いが詰まっている。

店名 TP dining & cafe TINO
電話番号 0829-20-5005
所在地 廿日市市宮浜温泉2-8176-4
営業時間 ランチ11:00~15:00(L.O14:30)
カフェ15:00~17:00(食事も可)
ディナー17:00~22:30(22:00以降予約、来店のない場合閉店)
定休日 火曜
ホームページ https://www.tino-hatsukaichi.com/
駐車場 20台
アクセス JR大野浦駅から車で5分
備考