【お好み焼 ひだまり】廿日市の恵みを堪能!女鹿平舞茸香るお好み焼き
2024.12.11
廿日市市宮園の団地一角にある「お好み焼 ひだまり」では、食材、調味料、お酒と様々な廿日市市産品を積極的に扱っている。
店主の山下さん夫妻。「お好み焼き屋のおばちゃん」は妻・ひとみさんの長年の夢だった。
二人三脚でお店を切り盛りするのは、廿日市市のまちづくりに関わってきたご主人の隆司さん。その経験から、「お店をやるなら、地域の食材を使う」と心に決めていた。
シャキシャキ食感がたまらない廿日市産「女鹿平舞茸」
看板メニューは、地元吉和の女鹿平舞茸を使ったお好み焼き。
「女鹿平舞茸ならではの香り高さとシャキシャキ食感が、お好み焼きによく合うんです」と山下さん。廿日市市吉和のおいしい空気と水で無農薬栽培された舞茸は、肉厚で大ぶりなカサをもち、栄養も満点。旨味が凝縮され、舞茸ご飯やお汁などさまざまな料理に相性の良い食材だ。
竹輪と一緒に鉄板で炒めることで、竹輪の食感と味が合わさり、旨みと食べ応えが増す。
「生産者さんには本当にお世話になっていて、新鮮なものを届けてくださるので助かっています」毎週、生産者から新鮮な女鹿平舞茸が届く。
小麦の風味とコシの強さが特徴の、廿日市市「ひまわりフーズ」のそばを使用している。
適度に上から押さえることで余分な水分を飛ばし、野菜の旨味を余すことなく取り入れるのがひだまり流。舞茸の豊かな香りを、青葉の爽やかさが引き立てる。舞茸とちくわの歯応えの満足感を噛みしめる、究極の一枚だ。
地元食材を使った一品料理や晩酌メニューも人気
ピーマンの塩昆布炒め
茄子の味噌炒め煮
山下さんの作る家庭的な料理も常連客の支持を集めている。野菜は地元産のものを積極的に使っており、この日のピーマンと茄子は山下さんが家庭菜園で育てたもの。旬の食材の美味しさを活かしたシンプルな味付けで、体にも優しい。
醤油が香るおでん
自慢のおでんは、廿日市市「佐伯醤油」のだしつゆだけで味付けているという。
「佐伯醤油さんのだしつゆと水、それだけで味が決まっちゃう。美味しいんですよ」と山下さん。具材は日によって若干変わる。
お酒もしっかり「廿日市産」を楽しめる
晩酌セット
おまかせ一品料理2皿にドリンク2杯が付いたお得なセット。廿日市「サクラオブルワリーアンドディスティラリー(略称サクラオB&D)」のお酒も充実しており、食材だけでなく、積極的に廿日市市産品を採用している。
鮮度や品質の高い地域産の食材が使われたお好み焼きや一品料理は、どれもほっとして心に響く家庭の味だ。ランチ、晩酌、テイクアウトなど、色々なシーンで「廿日市産」を楽しみたい。