【色彩広場いっぽいっぽ】地元食材を愛し、地域とつながる居酒屋
2025.01.02
廿日市市串戸にある「色彩広場いっぽいっぽ」は、地元食材を積極的に活用し、地域とのつながりを大切にする居酒屋。地元の生産者から直接仕入れた新鮮な食材を使った料理を提供しており、そのこだわりが評判を呼んでいる。
地元の恵みを生かすこだわりの食材選び
「廿日市の食材は鮮度が高く、味も優れている」と語るオーナーの影山さん。この日紹介してくれたのは、地元・吉和で栽培された「女鹿平舞茸」。軸も傘も大ぶりで、歯ごたえと香りの良さが際立つ舞茸だ。
「生産者の顔が見えることで信頼度が増す」と話す影山さんは、地元の生産者から直接食材を仕入れている。特に野菜は廿日市市の生産者「有KING」から取り寄せることが多く、「有KINGの田丸稔久さんが作る野菜は、味も鮮度も別格。さらに、生産者ならではの視点で調理法の提案やアドバイスをいただけるのも魅力」と語る。
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旬の味覚を引き立てるおすすめ料理
女鹿平舞茸の天ぷら
地元特産の「女鹿平舞茸」の天ぷらは、その大きさにも驚く。豊かな香りと歯ごたえが特徴の一品。
素材そのものの味を引き出すシンプルな調理法で、舞茸の風味が口いっぱいに広がる。食べた人は市販の舞茸との違いに驚き、高い満足度が得られるという。
海老と里芋のあんかけ饅頭
廿日市産の里芋を使った「海老と里芋のあんかけ饅頭」は、滑らかな里芋とプリっとした海老が絶妙なハーモニーを奏でる一品。加熱した里芋を潰して形成した後、油で揚げてあんかけにする。
丁寧に下処理された里芋の、もちもちとした食感と豊かな風味が食欲をそそる。
株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーのお酒
県外から訪れる観光客には、地元廿日市市の酒造会社「サクラオB&D」のお酒を紹介し、その魅力を広めている。「地元のお酒を飲むことで、土地の味をより深く楽しんでもらえる」と影山さん。料理とのペアリングで、より一層充実した時間を演出している。
地元食材がもたらす新鮮でおいしい体験
影山さんは、地元の四季折々の食材を活かした料理を通して、訪れる人々に新鮮な驚きと感動を届けている。「苦手な野菜も、鮮度や調理法次第で感じ方が変わる。地元生産者が手塩にかけて育てた食材の素晴らしさを、より多くの人に知ってほしい」と語る。
地元食材がもたらす新鮮でおいしい体験を、「色彩広場いっぽいっぽ」でぜひ味わってほしい。