【甲斐農園】甲斐仁さんの佐伯長なす
2025.07.01

40歳で転身、農業との出会い

廿日市市玖島で「佐伯長なす」を育てる、甲斐農園の甲斐仁さん。かつて食品流通のサラリーマンだった甲斐さんは、40歳で脱サラし農業の道へ。JAや先輩農家の支援を受けながら16年間、ナスを中心とした多品目栽培に取り組んできました。
柔らかく、味わい深い佐伯長なす

「佐伯長なす」は、50年以上の歴史をもつ廿日市の特産品。大きくて長い見た目に反して、実は驚くほど柔らかく、煮浸しなどにぴったり。収穫は7月から10月。ビニールハウス・トンネル・露地と3パターンで時期をずらし、品質と作業の分散を両立させています。
年間通して多品目を丁寧に

ナスのほか、キャベツ、玉ねぎ、里芋も栽培。収穫や販売時期をずらすことで、少人数でも効率よく管理できるよう工夫しています。連作障害を防ぐために毎年畑の場所を変えながら、手作業と自然の力を大切に。「草は永遠の悩み」と笑いながらも、毎日の畑作業にまっすぐ向き合っています。
つないでもらった畑で、今度は未来へつなぐ

現在の畑は、かつて佐伯長なすを育てていた先輩農家から受け継いだ土地。草刈りから始めた耕作放棄地も、今は立派な畑に。「自分が本気になれる仕事に出会えたことが嬉しい」と語る甲斐さん。地域の人や行政に支えられてきた感謝を胸に、今度は自分が地域に返していこうとしています。
記事引用元:FMはつかいち〈はつかいち産がさいこー!〉

生産者名 | 甲斐農園 甲斐 仁さん |
生産地域 | 廿日市市玖島 |
生産物 | 長茄子 |
生産時期 | ・佐伯長なす:7月〜10月 ・玉ねぎ:秋〜冬 ・里芋:3月頃 ・キャベツ:6月〜7月頃(学校給食にも出荷) ・レタス:3月〜5月 |
購入可能場所 | JAルート(スーパー)、産直ふれあい市場 よりん菜 |