【石田農園】吉和の自然で育む、石田博伸さんの野菜

2025.06.25

林業から農業へ、家族で支える日々

吉和の広大な土地で、多品種・大規模農業を営む石田博伸さん。林業や土木業を経て農業に転身し、現在は家族で協力しながらお米やトマト、とうもろこしなどを育てています。近年は奥様も農作業を手伝い始め、息子さんもドローンでの農薬散布を担当。世代を越えた“家族農業”が力強く根を張っています。

ミルキークイーン米からトマトまで、多品種を管理

主力は13町の田んぼで育てるお米。中でも「ミルキークイーン」は甘みと粘りが強く、リピーターの多い人気品種です。トマト約1,200本のほか、きゅうり・とうもろこし・ナス・かぼちゃ・枝豆などの夏野菜も栽培。9月からはかぼちゃ、とうもろこしの収穫も本格化します。

化学肥料不使用、完熟収穫の朝採れトマト

化学肥料を使わず、有機肥料でじっくりと旨味と甘みを引き出したトマトは、味が濃く、毎年多くのファンが楽しみに待っているそう。朝採れ野菜をそのまま出荷できるよう、近隣の朝市にも出店しています。

ドローンで農業を革新、地域にも還元

石田さんは5年前からドローンによる農薬散布を導入。自分の畑だけでなく、高齢の農家の依頼にも応じています。「身体への負担が減って、時間も短縮できる。地域に役立てば嬉しい」と語ります。若手農家や先輩との情報交換も大切にしながら、廿日市の農業を未来につなぐ活動を続けています。

記事引用元:FMはつかいち〈はつかいち産がさいこー!〉
生産者名石田農園 石田博伸さん
生産地域廿日市市吉和
生産物お米、トマト、とうもろこし、かぼちゃ、冬野菜
生産時期・ミルキークイーン米:9月〜10月末ごろ
・トマト:6月〜9月(完熟収穫)
・とうもろこし・かぼちゃ:9月頃〜
・冬野菜(キャベツ・白菜など):秋〜初冬
購入可能場所産直ふれあい市場 よりん菜、エブリィ、吉和・青空市場(4月〜12月毎週日曜7:00〜12:00)