【宮島グランドホテル 有もと】旬を味わう、宮島のおもてなし懐石

2025.02.19

廿日市市・宮島の中心に位置する老舗旅館 「宮島グランドホテル 有もと」。この旅館では、地元で採れた新鮮な食材を使い、訪れる人々に宮島での特別な食体験を提供している。地元の漁師や農家との結びつきを活かし、四季折々の旬の味を楽しめるのが魅力だ。

宮島の海の恵みを味わう料理の数々

カワハギのお刺身

有もとでは、宮島の漁師から直接仕入れる魚介を使用している。魚は生簀で管理され、最高の状態で提供される。春はマダイ、秋はイシダイなど、旬の美味しさをその時々で存分に味わえる。

宮島産牡蠣

島内の森脇水産から仕入れる殻付き牡蠣は、大きくぷっくりとした身が特長。酒蒸しや焼き牡蠣など、広島ならではの楽しみ方で堪能できる。

牡蠣の味噌鍋

創業当時から続く有もとの伝統料理「牡蠣の味噌鍋」は、シンプルな味噌仕立てが牡蠣の旨味を引き立てる。味噌のコクと牡蠣のプリプリ感を味わえ、冬の寒い時期には特におすすめの一品。野菜も主に廿日市産のものを使用している。

鯛の釜飯

天然鯛をふんだんに使った「鯛の釜飯」。炊き上げることで、お出汁と鯛の旨味がご飯にしっかり染み込み、贅沢な味わいに仕上がる。

「宮島グランドホテル 有もと」が誇るのは、宮島の漁師から仕入れる新鮮な魚介類。そのひとつひとつが、瀬戸内海の恵みを感じられる特別な一品だ。

廿日市の大地が育む新鮮野菜

魚介類だけでなく、野菜にも徹底したこだわりがある。有もとでは、地元のJA産直市や個人農家から新鮮な野菜を仕入れている。白菜やブロッコリー、お米など、地元の農家が丹精込めて育てたものばかり。

吉和の女鹿平舞茸は、朝に収穫され、その日のうちに旅館へ届けられる。新鮮な香りと歯ごたえが特徴で、料理に深みを加えてくれる。

仕入れに合わせて最適な一皿を

休日にもJA産直市場に足を運ぶなど、旬の食材を自ら確かめているという真海料理長

「せっかく宮島に来てくれたのだから、ここでしか味わえない美味しさを楽しんでほしい」と語る真海料理長。鮮度が良いうちに提供するため、スピード感と臨機応変さにも注力している。手間はかかるが、その一手間こそが料理の味を左右し、訪れる人々に特別な食体験を提供することにつながる。

また、有本社長は「個人の漁師さんや農家さんとの繋がりを持ち、美味しい食材を柔軟に仕入れられるのが旅館の強み」と語る。ホテルのような大規模施設では安定した供給が求められるため、収穫量が変動しやすい地元産の野菜を使うのが難しいこともある。一方、有もとでは、仕入れに合わせてメニュー変更などを行い、できる限り地元の食材を活かしている。

地産地消の未来に向けて

地元食材は、他の産地に比べて価格がやや高めになることもあるが、それでも有もとでは「美味しいものを提供する」というポリシーを貫いている。「ただ地元産だから使うのではなく、品質の良いものを厳選する」という姿勢が、お客様からの高い評価につながっている。

「宮島グランドホテル 有もと」は、観光客だけでなく地元の人々にも愛される料理を目指し、農家や漁師と協力しながら、地元の食材を活かした料理を提供していく。宮島の海の幸、廿日市の大地の恵みを、ぜひ一度堪能してみてほしい。

店名宮島グランドホテル 有もと
所在地広島県廿日市市宮島町南町364
アクセス宮島フェリーターミナルから徒歩約16分(送迎バスあり)
電話番号0829-44-2411
営業時間予約時間 9:00〜18:00
定休日年中無休
駐車場無料駐車スペースあり
ホームページhttps://www.miyajima-arimoto.co.jp/
備考お食事はご宿泊の方のみ