【食品ロス削減協力店】有限会社かわさき商店 レポート

2025.11.28

廿日市市塩屋にある「かわさき商店」。

お客さまとのコミュニケーションを大切にし、地域に根付いた昔ながらのお店です。「手前取りの呼びかけ」や、「食材使い切りレシピの紹介」など、食品ロス削減の取り組みについて川崎さんご夫婦にお話を伺いました。

会話からうまれる工夫

川崎さんは、お客さまとの日々のコミュニケーションを大切にされています。
一人暮らしの方や、高齢でご夫婦二人住まいの方が、日々の食材や生活雑貨を近所のお店で買い物したいというニーズにこたえているため、日ごろからお客様とかわす会話から、その方の好みや必要なものを覚えているそうです。
会話の中から新商品の反応や、お客さまの好みなどを把握して、食品ロスがないように仕入れの参考にしているそう。

また、通学路にあるかわさき商店さんに「ただいま!」と声をかけて下校するこども達の姿も見られました。
学校指定の「こどもかけこみ110番の店」でもあり、無事に下校していることを伝えに来てくれる地域のお子さんとの信頼関係もあるお店です。

こちらは「子どもたちにも楽しくおつかいに来て欲しい」との思いで始まったポイントカード。
この日、学校帰りの子どもたちは「このお店、好きなんだ!」と話してくれました。

毎日の情報発信でロスを減らす

お客さまからの声をきっかけに始めたインスタグラムでは、毎日おすすめの商品情報や季節の商品、鮮魚などの情報を発信しています。
できるだけ新鮮で美味しいうちにご購入いただきたいとの思いで、より多くの方に情報をお届けし、売れ残らないよう工夫をされています。実際に、SNSを見てお店にいらっしゃる方も増えたそうです。

「もったいない」を減らす

かわさき商店さんは、仕入れの方法も工夫されています。
シーズン物の商品は注文式にしており、早めにお客さまにご案内し必要な分だけを入荷したり、店内の商品も大量仕入れではなく陳列数を決めて少なくなってから入荷しています。
さらに、ポップで手前取りを促して廃棄をできるだけ少なくしています。
また、新商品の入荷をした時には川崎さんが実際に使用してみての感想や、食品を使い切れるレシピも紹介し「もったいない」を減らすように心がけています。

お客さまへの想いがロス削減へ繋がる

美味しいうちに食べていただきたい。
子どもたちも楽しくおつかいに来て欲しい。

お客さまに喜んでいただく事が、結果的に食品ロスの削減に繋がってきていると川崎さんは話してくださいました。
ちょっと欲しいものがすぐ手に届く「かわさき商店」。
様々な年齢のお客さまに、楽しくご来店いただけるお店を目指しています。

取材日:2025年11月6日

店名有限会社かわさき商店
所在地廿日市市塩屋1-10-1
電話番号0829-55-0315
SNShttps://www.instagram.com/kawasaki_syo_ten?igsh=MWZkbHlzcHl3dTk2Zg%3D%3D
食品ロス削減に向けた取り組みポスター掲示等による食べ残し削減の啓発、賞味期限間近商品の割引販売、食材使い切りレシピ等の紹介、商品の仕入れや売り切りの工夫