【まさき農園】正木 彬(あきら)さんのほうれん草
2025.10.20
サラリーマンから新規就農へ転身

廿日市市玖島、玖島花咲く館(玖島の里づくり交流拠点施設)のすぐ隣に立ち並ぶ大型ビニールハウス。ここでほうれん草を育てているのが、まさき農園代表の正木 彬(あきら)さんです。大阪で7年半、食品衛生管理の仕事に携わっていた正木さんは、30歳の時に廿日市市の新規就農者育成支援事業に応募。JA佐伯中央(現:JAひろしま)の研修を経て、最初の5年間は小松菜と水菜を栽培し、ほうれん草農家になって今年で4年目を迎えています(OA時点)。
全17棟のハウスを管理し、一棟あたり5,000〜6,000株を栽培。収穫や出荷作業はパートさんに手伝ってもらいますが、種まきや土作り、日々の管理作業はすべて一人で行っています。
地域資源を活かした土作り

正木さんは近隣のキノコ農家から使い終わった菌床(廃菌床)を、乗馬クラブからは馬糞をいただき、それらを畑の土づくりに使用することで、地域資源を活用した循環型農業に取り組んでいます。また、定期的に土壌診断を行い、肥料の削減を行うことで環境負荷低減にも努めています。
新しいハウスには自動灌水(かんすい)システムを導入し、効率的な栽培を実現しています。
冬の寒さが生む甘みと栄養

「冬は収穫量を増やすため密に植え、夏は株を太らせるため間隔を空けます」と正木さん。季節によって種まきの量を調整し、最適な育て方をしています。冬はじっくり時間をかけて育つ分、株がしっかり張って味も濃く、寒さに当たることで甘みも増します。ハウスをあえて閉め切らず、寒さに当てることで甘みを引き出すのが正木さんの工夫です。
味に自信あり、やりがいある農業

ほうれん草のおすすめの食べ方は胡麻和え。ツナ缶やオリーブオイル、ピーナッツなどとも相性抜群です。「味には自信があります。栄養満点なので美味しく食べてほしい」と正木さん。サラリーマンから転身し、「自分で作って売る楽しさ、やりがいを強く感じています」と笑顔で語ってくれました。
記事引用元:FMはつかいち〈はつかいち産がさいこー!〉

| 生産者名 | まさき農園 正木彬(あきら)さん |
| 生産地域 | 廿日市市玖島 |
| 生産物 | ほうれん草 |
| 生産時期 | 通年 |
| 購入可能場所 | そごう広島店(やさいバスコーナー)、ピュア―クック、アバンセminamoa広島店 |


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