【ひふみ市場】無農薬や地元野菜にこだわる産地直売所

2025.09.16

廿日市市にある産地直売所「ひふみ市場」は、地元の生産者が大切に育てた野菜や加工品を扱うお店。店主の杉谷健二(すぎや けんじ)さんは、化学農薬や化成肥料に頼らない野菜づくりを志す生産者と連携し、安心して選べる食材を並べている。また、併設の喫茶スペースでは、地元の野菜とお米を使った特製カレーも提供され、地域の人々に親しまれている。

ジビエ肉と地元の旬野菜を使ったスパイスカレー

店内の一角にある喫茶スペースでは、11:00〜15:00のランチタイムに食事を楽しめる。看板メニューは杉谷さん特製のジビエカレー。北海道から仕入れたエゾシカ肉を使い、サラリーマン時代に東南アジアで培ったスパイスの調合を活かした一皿だ。畜産肉にはない自然な旨みと風味が広がる。

エゾシカ肉がごろごろ入ったジビエカレーは、臭みもなくスパイスの香る一皿。地元・津田産のお米で味わえるランチは1日5食限定。

付け合わせには津田など近隣で採れた旬の野菜が並び、日によって内容が変わるのも楽しみのひとつ。「自然に育ったお肉や野菜を食べてもらいたい」という思いが、この一皿に込められている。

喫茶スペースには近隣の佐伯高校生の作品も展示され、ゆったり食事や会話を楽しめる空間になっている。

無農薬・自然栽培へのこだわり

店頭に並ぶ野菜やお米は、できる限り無農薬・自然栽培のもの。杉谷さん自身も大豆や野菜を育てており、その栽培方法や使う素材一つひとつに強いこだわりがある。

「浸透性の農薬は水分を多く含む野菜の内部に残ってしまう。それを口にしてほしくない」と杉谷さん。こうした考えから、農薬や化学肥料を使わず手植えにこだわる農家のお米を扱うなど、安心できる食材を見極めて仕入れている。

地産地消で広がる健康な暮らし

店内には野菜のほか、地元農家から届く季節の野菜や珍しい加工品も並ぶ。マコモ茶や烏骨鶏の卵、干し椎茸など、健康志向の人に人気の商品も多い。各農家が野菜や加工品を、それぞれの“できた時の良いタイミング”で持ち込むため、訪れるたびに新しい品との出会いがあるのも魅力だ。

廿日市市津田産の大豆を使った、大豆茶ときなこ。農薬・化学肥料は不使用。

旬の時期には津田いちごのアイスを提供。いちごと生クリーム、自然糖だけで仕上げたシンプルな味わい。

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杉谷さんが手作りする酵素シロップ。できあがれば、店内で酵素ドリンクとして味わえる予定。

「地元の食材を選ぶことが、地域の農業を守り、自分や家族の健康を守ることにつながる」と杉谷さん。杉谷さん自身も「食事を変えたことで体調が良くなった」と実感しており、健康的な和食の大切さを来店者に伝えている。

地元の恵みが詰まった「ひふみ市場」。旬の食材との新しい出会いを、ぜひ訪れて体感してほしい。


安心・安全なこだわり旬野菜をふんだんに使ったランチ【ひふみ市場】

令和元年にオープンした産地直売所「ひふみ市場」には、毎朝地元廿日市の農家の方々が新鮮な旬野菜・特産物を出荷しに訪れます。さつまいもやニンジン、小松菜、産みたて卵や手作りジャムなどが並び、カラフルなPOPや心のこもった解説文が商品を引き立てます。