【食品ロス削減協力店】ナガスタ レポート

2025.12.17

アップサイクルがコンセプトの「ナガスタ」は、廃棄する前に一度留まって「まだ何かに使えないかな?」と考えます。その取り組みについて金澤さんと黒木さんにお話を聞きました。

廃棄ゼロを目指す

平日は店内で作ったお弁当ランチを販売しています。
店内で食べきれなかったお弁当はお持ち帰りいただけるように対応し、お弁当用に作った料理が余った時にはお惣菜として販売して、廃棄を無くしています。
それでも食材が余る場合は、冷凍保存や、まかないにして食べたり、フリー食材として誰でも持ち帰られるように提供するなど工夫しています。
調理中に出る生ゴミ等の活用については、今後コンポストの導入にも挑戦したいと思っているそうです。

地域も循環する仕組みづくり

アップサイクルは、ナガスタ内だけに留まらず地域にも輪が広がっています。
「困ったらナガスタへ」と、食べきれない作物や、もう使わなくなった物などが次の出会いを求めてナガスタにやってきます。
食材は野菜や果物、さらに「佐伯醤油」さんの製造時に出る出汁がらの、かつお節や昆布まで。
果物は砂糖漬けにしてシロップにし、店内で飲めるジュースに。
シロップに漬けられた果物も、お醤油屋さんの出汁がらも、廃棄するのではなく食品乾燥機で乾燥させて、ドライフルーツやおつまみ昆布などとして店内で販売しています。

ナガスタのスタート前から金澤さんと黒木さんは自宅用食品乾燥機を使って色んな食材や料理を乾燥させており、その魅力にはまりナガスタのキッチンができる前からアップサイクルの一環として業務用食品乾燥機を導入しようと考えられていたそうです。

↓写真は、地域の方から大量にいただいた大根を乾燥させて切り干し大根を作っている様子

「もったいない」が「ありがとう」へ

ナガスタにはいろいろな方が集まっており、スタッフの中にはフードドライブを積極的に行っている方も。

月2回、広島市で集まった食べきれない食品が届くそうで、その際は「佐伯高校」の下宿の寮母さんに連絡し持ち帰っていただいています。
それでも余る食材は、「外国籍の職員さんにプレゼントしたい」という思いで持ち帰っていただいています。

ナガスタでさらに輪を広げる

ナガスタで地域の食材がまわり、商店街の廃棄も減らせることはおもしろい!と金澤さんと黒木さんは話します。
まだできるアップサイクルを探しながら、廃棄ゼロを目指してもっと多くの人にアップサイクルの輪を広げて行きたいと考えています。

取材日:2025年11月25日

店名ナガスタ
所在地広島県廿日市市津田4191-6
電話番号080-7998-9455
ホームページhttps://www.instagram.com/nagasuta.saiki/
食品ロス削減に向けた取り組みポスター掲示等による食べ残し削減の啓発、 持ち帰り希望者への対応、食材の仕入れや使い切りの工夫、食品廃棄物のリサイクル(肥料化、飼料化等)、フードドライブの実施