宮島口の小さなレストランで“和×仏”のひと皿とワインを【douze Miyajima】
2024.12.06
和食とフレンチをフュージョンさせた料理を振る舞うビストロが宮島口に誕生した。広島県を中心に瀬戸内の食材などが、店主の向井さんによって美味なひと皿へ昇華していく。ディナーはアラカルト、ランチはさらに2つのコースも用意。14席のみの小さなお店で、30種類以上用意されるワインとともに大人なひとときを過ごして。
季節によって変わる創作料理の数々
旬の食材を用いて料理は創作されるため、メニューはその時々で異なる。冷前菜、温前菜、パスタ、魚や肉料理、デザートなどを提供している。向井さんが、食材の魅力を最大限に引き出して調理。テーブルに運ばれて来るまで、ワクワクしながら待ちたい。
①マスカット香る穴子のスープ仕立て 1,400円(税込)
この日に提供されていた魚料理。骨切りした長崎県産穴子を素揚げにし、仕上げにマスカットと出汁でさっと仕上げる。肉厚な穴子の身が口の中でほどけていく感動を堪能あれ。また、こちらには白ワインを合わせてみてはいかが? リッチな果実味があるグラスワイン「コート・デュ・ジュラ・レ・ヴァロン 1,200円(税込)」をともに。
②東広島産 猪ヒレ サラダ仕立て 1,600円(税込)
『東広島ジビエセンター』で捕獲されるジビエのブランド〈栄肉〉。止め刺しの手法のみで血抜きされたその新鮮な味わいに魅了された店主・向井さんが、猪のヒレ肉を取り寄せる。昆布締めにし、低温でじっくり火入れすることで完成される驚きの柔らかさに舌鼓を。こちらには赤ワインを合わせても◎。
“やちむん”に注がれた浅煎りカフェオレ
③ホット カフェラテ 650円(税込)
ブラジルの最高グレードNo2、タンザニアのスペシャリティブレンドを合わせた浅煎りのコーヒー豆を使用する。オーダーの度に豆を挽き、エスプレッソを抽出。そこに、スチームミルクをそっと注いでいく。浅煎りされた豆ゆえのフルーツのような香りを感じながらひと息ついて。カフェ利用もOKなので、このコーヒー目当てに訪れてもいい。
店主・向井さんは、和食店や、フレンチレストランに勤務していた。沖縄県でも2年間ほど勤め、その際に出会った沖縄の焼き物“やちむん”に惹かれたのだとか。そこで『douze Miyajima』では、ホットカフェラテにやちむんを使用。手で包むようにカップ持って飲むと、器の温かみも感じられる。
スペシャルな味わいのデザートも見逃せない
④ガトーショコラ バニラアイス 700円(税込)
フランス産のチョコレートをたっぷりと使用した、濃厚な味わいのガトーショコラ。チョコレートをリッチに使用しているからこそ分かる、フォークを刺した時のずっしり感に驚くはず。さらに手作りされたバニラアイスも添えてくれるうれしいスイーツプレートだ。
記念日にも、旅の思い出作りにも立ち寄りたい
「店内はテーブル8席、カウンター6席の小さなお店ゆえ、13歳未満のお子さまのご入店はご遠慮いただいております」と向井さん。落ち着きのある店内ではゆったりと時間が流れており、記念日など特別なシーンでも利用したい。宮島観光の帰りに立ち寄れば、旅の思い出にもなりそう。
ドリンクは、広島県のブルワリーが製作したクラフトビール各1,100円(税込)のほか、ワイン、日本酒、ウイスキー、自家製の辛口ジンジャーエールなど豊富にスタンバイする。
建物の2階に位置しているので、看板を目印に訪れて。
店名 | douze Miyajima(ドゥーズ ミヤジマ) |
所在地 | 廿日市市宮島口1-3−31-2F |
アクセス | JR宮島口から徒歩1分 |
電話番号 | 070-9198-1202 |
営業時間 | 11:30〜14:00(L.O.13:00) 17:00〜23:00(L.O.22:00) |
定休日 | 水 |
駐車場 | なし |
平均予算 | ¥6,000〜 |
座席数 | テーブル8席、カウンター6席 |
HP | https://douze-miyajima.com |
インスタグラム | https://www.instagram.com/douze_miyajima/ |
備考 | 13歳未満のお子さまのご入店はご遠慮ください |