〈はつかいちmottainai大作戦レシピ〉ほうれん草とえのきのチーズ和え
2025.10.20
秋が深まり、涼しい風が心地よい季節になりました。この時期のほうれん草は栄養たっぷりで、鮮やかな緑色が食卓を彩ります。今回ご紹介するのは、廿日市市で採れたほうれん草と、通年手に入るえのきを使った和え物。チーズのまろやかさが加わることで、子どもから大人まで楽しめる一品に仕上がりました。調味料は醤油とみりんだけとシンプルながら、素材の旨みがしっかり引き立つレシピです。
材料(3〜4人分)

・ほうれん草:1袋(約140〜200g)
・えのき:1袋弱(茹でて絞ったほうれん草と同じくらい)
・さけるチーズ:1袋
・(A)みりん:大さじ2
・(A)濃口醤油:大さじ1と2/3
・塩:適量(茹で用)
つくり方
①えのきと調味料を合わせて加熱する


石づきを除いて3等分にカットしたえのきをほぐしながら鍋に入れる。Aの調味料(みりん、醤油)を加える。(えのきの量によって醤油の量は調整する)
鍋に蓋をして、中火で煮立たせる。煮立ってきたら蓋を取り、かき混ぜながら約2分加熱し、火が通ったら自然に冷ます。
②ほうれん草の下ごしらえ

ほうれん草は根元に土が残りやすいため、細かく切り分けてから洗うと効率的。葉の部分を水に浸し、動かしながら丁寧に洗う。
③ほうれん草を茹でる

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を適量加える。ほうれん草を小分けにして茎の部分から茹でる。(茹で時間は約30秒弱。一度にたくさん入れると湯温が下がってしまうため、少量ずつ茹でるのがポイント)


茹で上がったほうれん草を氷水に上げ冷ます。冷めたほうれん草を手で軽く絞り、バラバラにほぐす。
④仕上げ・盛り付け


さけるチーズを3等分に切って細かく裂く。ボウルに冷ましたえのき、ほぐしたほうれん草とチーズを入れて和える。チーズは手で裂くことで味が馴染みやすくなる。全体が均一に混ざったら完成。
完成

ほうれん草のシャキシャキとした食感が心地よく、チーズのまろやかさがアクセントに。えのきの旨みと醤油の風味が全体をまとめ、シンプルながら奥深い味わいに仕上がりました。
彩りよく盛り付ければ、食卓が一気に華やぎます。
レシピを教えてくれたのは

廿日市市上平良「レトロカフェ ねこのしっぽ」
店主・栗栖 美保さん
〈ここがポイント!〉
茹で方のコツ:
ほうれん草は小分けにして茹でることで、湯温の低下を防ぎ、栄養素や色を保てます。
茹で時間は30秒弱。茎から先に入れ、ひっくり返して全体を浸します。次の束を入れる前に、必ずお湯が再沸騰するまで待ちましょう。
アレンジ案:
さけるチーズの替わりにスモークチーズを使うと大人向けの味わいになります。


レトロカフェ ねこのしっぽ
丁寧に手作りされたランチやスイーツが楽しめる、猫好き店主の隠れ家カフェ「ねこのしっぽ」。季節の野菜をふんだんに使った週替わりのプレートランチや、カレー(今月はレンズ豆とひよこ豆のカレー)、素材にこだわったスイーツも人気。
体にやさしいひと皿を求めて、ふらりと立ち寄りたくなるお店です。
廿日市産のほうれん草が買える場所
| 店名 | JA産直ふれあい市場 ・よりん菜 |
| 所在地 | 廿日市市地御前1-22-30 |
| 電話番号 | 0829-36-2831 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 定休日 | 盆、年末年始 |
| ホームページ | https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=804 |



