オリジナルソースが艶めく、こだわり抜いた渾身の一皿【お好み焼き 本気です】
2025.01.24

長年、小学校の教諭を勤めた店主・西村さんが、セカンドキャリアとして開いたお好み焼き店。その店名の通り、焼き上げるまでにさまざまなところで“本気”が垣間見える。例えば、使用する麺、ソース、具材それぞれへの最適な火加減や、食材のカット方法にまでこだわり抜いた一枚。さらに、数多く用意された一品料理にも妥協せず美味しさを追求している。柔らかな雰囲気を持つ西村さんが仕上げる至極の味わいを、こちらも本気で堪能しよう。
焼き上げる一つひとつの工程にこだわりが光る


生地の上に重ねるのは、キャベツ、揚げ玉、もやしはもちろん、みじん切りの玉ねぎやネギも重ねる。キャベツは手で幅広くカットし、かつおや昆布などの出汁を加えて蒸しても、しっかりとした食感が残るよう工夫。

豚肉は火を入れすぎると硬くなるため、鉄板上の温度が低い部分でゆっくりと焼いていく。

麺は、コシのある〈いその〉の生麺を使用。茹でた後、しっかりと水で締めることで、鉄板で焼いてもつるりとした口当たりを実現している。食べ進めた時、少しだけパリッとさせた焼き加減の麺から、小麦本来の香りや甘みがふわりと広がる。

重ねた具材は、何度も揉むように混ぜるのがユニーク! 一番下に敷いた食材だけが焦げ付かず、均一に火が入る仕組みだ。厚切りにした食材も、じっくりと焼き上げることで、美味しい味わいに。
オリジナルブレンドの甘めソースをかけて完成!


洋食レストランのように、ソースを上品に塗って完成させる。ソースは、お好み焼きソースに煮溶けた玉ねぎ、トマト、りんご、スパイスを混ぜ合わせたオリジナルの味わい。フルーティーな風味が特徴で、重ねた食材の旨みを引き立てる。

①大将いつもの 820円(税込)
『お好み焼き 本気です』では、こちらがお馴染みの肉玉そば。焼き上げるまでに積み重ねたこだわりの味わいをご賞味あれ。「うちで提供するソースやお好み焼きには青のりよりネギの方が合う」という店主・西村さん思いで、ネギのみをトッピング。テイクアウトもしているので、買って帰るのもあり。
“本気”の一品料理もオーダー必須

②牛コウネのおろしぽん酢 780円(税込)
大根おろしとポン酢でさっぱりといただく、食べ応えもある肉料理。思わず、生ビールを頼んでグイッとしたくなるはず。


③和牛のプリプリホルモン 790円(税込)
プリプリで、噛むと甘い脂身がじゅわ〜っと滲み出てくる和牛のホルモン。コチュジャンベースのタレを絡め、ともに炒めたキャベツにも深い旨みがまとっている。和牛ならではの上品な美味しさを味わうべく、ぜひともオーダーしてほしい。

④焼きポテサラ 530円(税込)
じゃがいも、ベーコン、ブロッコリーを混ぜた自家製のポテトサラダに、たっぷりのチーズを合わせて焼き上げた料理。スキレットの縁にできた、こんがりとろ〜りなチーズがたまらない!

⑤生ビール 400円(税込)
こちらのサイズのほか、ワンサイズアップした生ビール(大)580円(税込)も用意。さらに、レモンサワー400円(税込)、ウイスキー600円(税込)、ウーロン茶150円(税込)など、豊富なドリンクメニューを取りそろえている。
印象的な看板をくぐり、温もりに包まれた店内へ

「料理が好きでこちらにお店を構えました。ぜひお客さまとトークをしながら楽しみたい」と語る店主・西村さん。のんびり会話ができそうなカウンター席は、ライブ感あふれる調理風景を眺められるのも魅力的だ。また、4人用と2人用のテーブル席でもほっと一息つけそう。

印象的な看板を掲げた店構えを目印に、ぜひお店へ訪れてみて。

店名 | お好み焼き 本気です |
所在地 | 廿日市市佐方4-1-18 ナッシュビル1F |
アクセス | JR廿日市駅から車で3分 |
電話番号 | 0829-52-1505 |
営業時間 | 11:30〜14:00(L.O.14:00) 18:00〜21:30(L.O.21:30) |
定休日 | 月・火、第3土曜の昼営業は休み |
駐車場 | 2台(お店の前) |
平均予算 | ¥820〜 |
座席数 | カウンター5席、テーブル6席 |
インスタグラム | https://www.instagram.com/honkidesu0424/ |
備考 | - |